現地見積りのお話し

当社が、現地見積りの依頼を受け、見積書提出迄をまとめてみました。ご参考になれば幸いです。
又、不審点・問題点等ございましたら、指摘の程宜しくお願い申し上げます。
皆様の声を重んじ、皆様に信頼される解体のウエノを目指しております

1.現地見積りの依頼を受け、出発迄の下準備!

ア)現地確認のための地図調べ及び現地到達迄の移動時間の割り出し。
イ)現地見積りでの必需品の確認。地図・お客様の連絡先・名刺・筆記具・ノート・テープ(メジャー)・カメラ(デジカメ)・電卓・見積書
ウ)見積りに向かうメンバーの確認・出発時間の確認。

2.現地到着!!

ア)基本的な事ですがお客様に挨拶・自己紹介
イ)解体工事部分・撤去部分の確認

3.お客様と親近感を持つために

ア)見積り依頼の経過を聞く。ホームページやご紹介など
イ)お客様にして頂くことについての説明 ○トイレの汲み取り ○水道移設・撤去 ○電気の引込線の移設・撤去 ○電話線の移設・撤去 ○LP・市ガスの移設・撤去 ○有線(CATV)等の配線の移設・撤去 ○TVアンテナの保存 ○神仏の魂抜き ○ペットの移動 ○貴重品の忘れ物を思い出してもらう
ウ)再生指定電化製品5品目についての説明 ○テレビ ○クーラー ○パソコン ○冷蔵庫 ○洗濯機
エ)生活ゴミ(入居時、建物に付属していない物品)に関しての説明
オ)解体工事中、防塵のため水道使用の承諾を得る
カ)解体工事の着工予定日・完成最終日を聞く(地鎮祭がある場合期日迄に完成させるため)
キ)当社以外に何社見積り依頼しているか、又金額はいくらかを聞く(全国解体工事単価ナビを計画しているため)
ク)土地の再生利用について聞く(新築と駐車場では最後の整地を配慮します)
ケ)隣家への挨拶の確認
コ)滅失登記に関する取り毀し証明書についての説明
サ)自社が全国統一価格で低料金であることのアピール

以上、説明・確認を終えたら世間話し等(自社&お客様の近況情報交換)で和む。
(親近感・同胞感を持って頂き、自社に対して安心感・信頼感を持って頂く)

4.工事に関する調査

ア)解体する建物等の計測
イ)撤去処分するものの計測及び確認
ウ)写真撮り (解体する家屋及び撤去処分するもの全て・隣家との隙間)
エ)重機・ダンプ等の進入経路・駐車場所の確認
オ)隣家との隙間・交通警備員の要不要 (通学時間帯想定)
カ)解体工事の施工順序の説明

以上で見積り調査は終了する訳ですが、帰社するまでに大事な仕事が残ってます。

以上で見積り調査は終了する訳ですが、帰社するまでに大事な仕事が残ってます。 大事な仕事、それは今日見積りした家の実行予算案の提示です。 現場監督者の役目です。

作業日数・延べ人数・産廃の処分費・重機の回送・ダンプの使用台数 等細かく計算します。見積り担当者も概ねの金額を提示します。 そこで見積り金額と実行予算が旨く合えば良い訳ですが、常に一致するとは限りません。当然実行予算の組み直しになります。

建物の立地条件・環境等の問題でこわしにくい家屋もたたある訳です、そうした解体工事にはどうしても余分な日数がかかり、当然人件費等かさみ、実行予算が高くなり見積り金額を上回る事もあります。

お客様に相談し納得して頂ければ良いのですが、納得されないお客様もおられる訳です。

当社は無理は致しません。赤字になるのが解っているのに、その仕事を受けるのはどうかと思います。 予算が合わなければ、お断りするのも商いを続けて行く上での術だと思っております。





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